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「諸堂詣(しょどうまいり)」とは、新年に大寺院の境内にある本堂だけでなく、観音堂、開山堂、経堂、阿弥陀堂といった諸々のお堂を順に巡って参拝することを指す新年の季語です。比叡山や高野山、浅草寺といった広大な境内を持つ大寺社で見られる風習で、新年を迎えてお堂ごとに安置された仏仏に深く感謝し、一年の息災や平穏を祈る敬虔な習俗から生まれました。
大寺院の広い敷地を巡るため、お堂からお堂へと移動する歩みや、堂ごとに異なる仏像・線香の匂い、冷たい板張りの回廊の感触など、五感で捉えた描写を盛り込むのがポイントです。新春の澄み渡る寒気、厳かな静けさ、そして石段を上り下りする吐息や足音などを組み合わせることで、お参りの臨場感や厳粛な新年の気分を豊かに表現できます。
・視覚:石段、回廊、雪晴れ、立ちのぼる煙、朝の光 ・聴覚:読経、木魚、遠い鐘の音、玉砂利を踏む音 ・触覚・嗅覚:寒風、堂の冷え、線香の香、息白し ・動作:巡る、歩み重ねる、手を合わす、額づく
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