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「小袖凧(こそでだこ)」とは、袖を広げた小袖(着物)の形に作られた、新年の変わり凧の一種です。江戸時代から庶民の間で親しまれ、友禅染のような華やかな模様や、鮮やかな紅、めでたい紋様などが描かれています。正月の晴れ着を着た童がそのまま空を舞っているかのような、愛嬌と雅やかさをあわせ持つのが特徴です。新春の澄み切った青空に、着物の形をした凧がふわふわと浮かぶ情景は、初春の長閑さとおめでたい雰囲気を鮮やかに彩ります。
一般的な角凧とは異なり、着物の形をしているという視覚的な優美さやユーモアを生かすことがポイントです。「袖」や「袂(たもと)」が風をはらんで翻る様子、青空に映える鮮やかな色合いに着目すると、小袖凧ならではの魅力が引き立ちます。また、子どもの健やかな成長を祈る親心や、下町の正月らしい活気、晴れ着を着た子どもたちの笑顔などと取り合わせることで、温もりと情緒あふれる句に仕上げることができます。
・空や光を描く言葉:初空、初日、青空、日和、初風 ・着物を連想させる言葉:袖、袂、紅、友禅、裾 ・動きを表す動詞:舞う、翻る、はらむ、揺れる、泳ぐ ・情景を広げる言葉:下町、軒端、童、広場、晴れ着