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「空風(からかぜ)」とは、冬に日本海側から山を越えて太平洋側へと吹き下ろす、雨や雪を伴わない冷たく乾いた強風のことです。日本海側で雪を降らせた湿った季節風が、脊梁山脈を越える際に水分を落とし、乾燥した激しい風となって関東平野などに吹き抜けます。特に群馬県の「上州空風」がよく知られています。湿り気がないぶん肌を刺すような鋭い寒さがあり、土埃を巻き上げたり、冬晴れの青空を背景に吹き荒れたりする特徴があります。
空風の持つ「圧倒的な乾燥感」と「吹きすさぶ力強さ」を五感で捉えて表現するのがポイントです。単に「寒い」「風が強い」と述べるのではなく、風によって揺れる電線や看板のきしむ音、砂埃で煙る景色、めくれ上がる衣服など、具体的な現象を切り取ると臨場感が増します。また、抜けるような冬晴れの青空や乾ききった大地との対比を描くことで、空風特有の澄んだ冷酷さを際立たせることができます。
・視覚・現象:砂埃、青空、乾く、舞う、自転車、干し大根、板塀 ・聴覚・触覚:鳴る、きしむ、鋭き、肌刺す、吹き抜く ・場所・生活:街道、瓦根、畑、赤城、影法師、洗濯物
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ホストの朝や
秋愁
手のひらの
抜糸済みたる
秋の底
赤染まる
瀬戸の灯台
秋愁
水澄みて
小鴨は群れて
逆立ちぬ
下手を詠み
秋の愁いも
味とせる
胡桃色
秋に映えたる
独特さ