星月夜

星月夜

ほしづきよ

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意味・由来

「星月夜(ほしづきよ)」とは、月が出ていない夜にもかかわらず、満天に輝く星々の光があたかも月明かりのように明るく地上を照らしている情景を指します。秋は大気が澄み渡り、星の光がひときわ冴えて見える季節です。「月夜」という言葉が含まれていますが、月そのものはなく、無数の星の明るさを月に見立てた情緒豊かな秋の季語です。

この季語で詠むコツ

夜空の美しさそのものを直接言葉にするだけでなく、星明かりによってほんのり浮かび上がる地上の様子を描くのが上達の近道です。例えば、水面に映る星影、夜道に薄く落ちる自分の影、冷やりとした秋の空気感などを捉えると、星の輝きの強さが鮮やかに伝わります。また、月がない夜の暗がりと星の明るさの対比を意識すると、深い静寂と広がりを表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水面、小舟、波音(星の光を反射する水辺の描写) ・夜道、石段、影(ほのかな明るさを際立たせる足元の情景) ・虫の声、夜寒(秋の澄んだ空気や寂静感を深める言葉)

「星月夜」の俳句例 (2件)

行く秋の闇にもならず星月夜
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
われの星燃えてをるなり星月夜

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