冬日

冬日

ふゆひ

別の表記・呼び名:冬の日(ふゆのひ)

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意味・由来

「冬日(ふゆひ)」は、冬の太陽、あるいは冬のやわらかな日差しのことを指す三冬の季語です。「冬の日」とも詠まれます。寒風吹きすさぶ厳しい季節において、地上に降り注ぐ太陽の光は、命を温める特別な恵みとして受け止められてきました。春や夏の強い光とは異なり、どこか低く傾き、透明な冷気を通して届く光には、しみじみとしたぬくもりと同時に、すぐに暮れてしまう短日のはかなさや哀愁が漂っています。

この季語で詠むコツ

冬の光が「何に当たっているか」「どんな影を作っているか」を具体的に描写するのが上達のコツです。例えば、陽だまりの暖かさを感じる縁側や人の背中、あるいは冷たい壁や枯れ葉に落ちる淡い光の情景を切り取ってみましょう。光のぬくもりを強調すれば寒さの中の救いが描け、長く伸びる影や斜光を捉えれば、冬特有の静けさや一日の移ろいの早さを鮮やかに表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・室内や住まいを表す言葉(縁側、障子、窓、畳など) ・光と影を際立たせる言葉(長き影、斜光、日時計など) ・温もりを伝える身体の部位(背中、掌、肩など) ・静寂を感じさせる風景(枯木、石仏、机の上の本など)

「冬日」の俳句例 (3件)

冬の日の二見に近く通りけり
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
鷹とんで冬日あまねし龍ヶ嶽
輪蔵の後ろに落つる冬日かな
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「冬日」の詠み

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