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「千鳥足」とは、酒に酔って足元がふらつき、左右によろめきながら歩く足取りのことを指します。冬の海岸や河原などで見られる野鳥の「千鳥」が、左右の足を交差させるようにちょこちょこと歩く姿に似ていることからこの名がつきました。千鳥そのものが冬の代表的な季語であるため、千鳥足も冬の季語として扱われます。古くから宴席が多くなる年の瀬の風情や、酒飲みの愛嬌ある姿を表す言葉として親しまれてきました。
単に泥酔した乱れた姿を描くのではなく、そこに滲み出る人間味やユーモア、あるいはどこかもの悲しい哀愁を捉えるのがポイントです。凍てつくような冬の夜気や、寒風に吹かれながら家路を急ぐ様子と組み合わせると、寒さと酔いの対比が際立ちます。また、自分自身の失敗談として自虐を込めて詠むのも共感を呼びやすく、味わい深い句になります。
・情景:夜道、赤提灯、路地裏、寒月、外灯の影 ・体感・天候:木枯らし、霜夜、吐く息の白さ ・服装・動作:外套(オーバーコート)、襟巻、ポケットに手、肩を組む
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風に籠れる
鹿のこゑ
青沼に
若き日の我
もみじ狩り
吾も世も
秋を抱ける
明日かな
風の背を
追うて紅葉の
散り頻る
前線が
流るる列島
紅葉染め
街路樹の
露弾き飛ぶ
紅葉狩り