赤小豆粥祝ふ

赤小豆粥祝ふ

あずきがゆいわう

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意味・由来

「赤小豆粥祝ふ(あずきがゆいわう)」は、小正月である一月十五日の朝に、無病息災や五穀豊穣を祈って小豆粥を炊き、祝って食べる風習を詠む新年の季語です。古代中国の風習が日本に伝わったもので、小豆の赤い色には魔除けや邪気を払う強い力があると信じられてきました。平安時代の宮中行事としても重んじられ、現代でも一年の健康と平穏を願う家庭的な行事として親しまれています。

この季語で詠むコツ

七五調の中で八音とやや長めの季語ですので、中七や下五の字配りに気を配りましょう。詠む際には、小豆の淡い紅色や立ち上る白い湯気、粥の温もりや優しい甘みといった五感を豊かに働かせることが大切です。「祝ふ」という言葉に引きずられて説明的にならないよう、冷え込む小正月の朝の空気感と、家族で囲む食卓の温もりとの対比を具体的に描写すると、心温まる生き生きとした句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・生活や道具に関する言葉:朱椀、木匙、土鍋、湯気、厨(くりや)、膳 ・朝の情景や感覚に関する言葉:初光、ふくよか、ほの紅し、すする ・行事に関する言葉:小正月、十五日、健やか、無病

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