遊糸

遊糸

ゆうし

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「遊糸(ゆうし)」とは、春のうららかな日差しの中、空中をふわりと漂う極めて細い蜘蛛の糸のことです。生まれたばかりの小さな蜘蛛が風に乗って移動するために吐き出した糸が、春の光を浴びて銀色や虹色にきらめきながら流れていく情景を指します。古くは「糸遊(いとゆう)」とも呼ばれ、春の大気が揺らめく陽炎と重なって捉えられることもありましたが、俳句においては主に空を漂う繊細な光の筋として、春特有ののどかさや儚さを象徴する季語となっています。

この季語で詠むコツ

目に見えるか見えないかという、極めて微細で儚い存在を描くのが最大のコツです。糸そのものを細かく説明しようとすると実感が薄れてしまうため、糸が漂っている周囲の背景や光の陰影、見つめている自身の静かな心の動きを描写すると効果的です。日陰から日向へと抜ける瞬間や、庭の木々の間を静かに横切る様子など、空間の奥行きや静寂を取り合わせることで、遊糸のかすかな輝きが鮮やかに際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

春の柔らかな日差しや、静けさを感じさせる無季または春の言葉とよく合います。 ・情景・場所:古寺、軒端(のきば)、庭石、生垣 ・光や風:木漏れ日、日輪、微風、春光 ・状態・心情:まどろみ、うららか、静けさ、たゆたう

みんなの「遊糸」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

霧時雨

ヒールの音の

とほざかる

瞬ける

信号のなか

霧時雨

木枯しの

砂塵走りて

蝶を押す

凍て窓や

米研ぐ指に

息を吹き

潮騒の

沖に冬日の

差しにけり

潮騒の

沖に冬日の

差しにけり

関連する「春」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事