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「誕生仏(たんじょうぶつ)」とは、四月八日の釈迦の誕生日(灌仏会・花祭り)に祀られる、釈迦が誕生したときの姿をかたどった小さな仏像のことです。釈迦は生まれてすぐに七歩歩き、右手で天を、左手で地を指して「天上天下唯我独尊」と唱えたという伝説があり、誕生仏もその姿を写しています。色とりどりの春の花で飾られた「花御堂(はなみどう)」の中の器に安置され、参拝者が小さな柄杓で頭上から甘茶を注いでお祝いする風習があります。
誕生仏は、寺院の本尊などと違って手のひらに乗るほど小さく、どこか幼子の面影を残した愛らしい姿が特徴です。威厳よりも「可憐さ」「清らかさ」「慈しみ」といった感情に寄り添って詠むと、季語の魅力が引き立ちます。柄杓から注がれる甘茶のつややかな光やしたたり、甘い香り、あるいは小さな仏を見上げる子どもたちの純真な瞳など、五感や周囲の温かな情景を描写するのがコツです。
・甘茶(あまちゃ)、柄杓(ひしゃく)、雫(しずく) ・花御堂(はなみどう)、木漏れ日、指先 ・幼子(おさなご)、童(わらべ)、母の背 ・うららか、春光(しゅんこう)、やわらか
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?冬支度
思い浮かぶや
夕の鍋
やはらかな
陽は寒林を
包みけり
新聞の
しめり仄かに
朝時雨
荒縄を
夫は黙して
冬支度
赤と白
緑を生けて
クリスマス
薄れ日に
適ふ波音
少女像