白雄忌

白雄忌

しらおき

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意味・由来

「白雄忌(しらおき)」とは、江戸時代中期の俳諧師・加屋白雄(かやしらお、1738〜1791)の命日である旧暦9月13日を指す秋の季語です。白雄は与謝蕪村らとともに天明俳壇を代表する巨匠の一人であり、松尾芭蕉の正風俳諧の復興を目指しつつも、平淡で親しみやすい独自の句風(春秋庵派)を確立しました。生涯を通じて信濃(長野県)をはじめ各地を行脚した旅の俳人としても知られ、彼を偲んで毎年秋に追善の句が詠まれます。

この季語で詠むコツ

旧暦9月13日は「十三夜(後の月)」の夜にあたるため、月や澄み渡る秋の夜空と取り合わせるのが代表的なアプローチです。また、白雄が生涯愛した「信濃の山河や旅情」、あるいは彼が得意とした「雀」や「草花」などの素朴で軽やかな日常風景を詠み込むと、白雄の温かみのある人柄や句風に寄り添った味わい深い作品になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 天体・気象:十三夜、後の月、秋風、秋晴、うす曇り
  • 風物・地名:信濃、浅間山、蕎麦(新蕎麦)、旅情、街道
  • 動植物:雀、秋草、薄(すすき)

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