季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
万年青(オモト)は、一年中みずみずしい緑の葉を保つことから「万年青」と書き、古くから長寿や繁栄を願う縁起の良い植物として庭や鉢植えで親しまれてきました。秋になると、肉厚で大きな濃緑の葉の根元に、小さな球形の実がぎっしりと集まり、鮮やかな朱赤色に熟します。深まりゆく秋の庭において、艶やかな緑と燃えるような赤の鮮烈な対比が美しく、温かみのある風情を漂わせます。
万年青の実は、高く実るのではなく、幅広の葉に包まれるように低い位置で寄り添って実をつけます。この「葉の深緑と実の朱色のコントラスト」や「守られているような包容感」「つややかな質感と重み」に注目して詠むのが効果的です。また、鉢植えや庭先など、人々の暮らしに寄り添う静けさや、吉祥の趣を素直に写し取るのもおすすめです。
・色・光:朱(あけ)、くれなゐ、濃緑、日ざし、照り、陰 ・質感・形状:艶(つや)、肉厚、毬(まり)、重たげ、ひそやか ・場所・暮らし:鉢、古庭、縁先、土、雨滴、静寂