季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「礼者(れいじゃ)」とは、新年の祝賀や挨拶のために知人や親戚、恩師などの家を訪問する人、あるいはその訪問そのものを指す新年の季語です。江戸時代以降、年始回りは社会的な礼儀として定着し、正装して挨拶に赴く風習が広く行われてきました。玄関先で名刺を置いて辞去する簡潔なものから、座敷に上がってお屠蘇や雑煮を振る舞われるものまで様々で、新春の華やぎと礼節を象徴する季語となっています。
訪ねていく側、あるいは迎える側のどちらの視点からでも詠むことができます。新春の澄んだ空気の中を歩く姿や、改まった服装、玄関で交わされる挨拶の声など、視覚や聴覚を意識した描写を取り入れると効果的です。また、訪問が重なる忙しさや、礼者を待つ間の静けさといった、人の気配や心の動きに焦点を当てることで、情感豊かな句に仕上がります。
・玄関先の情景:門口、敷居、沓脱(くつぬぎ)、名刺、呼び鈴 ・装いや動作:外套(コート)、袴、正装、辞儀、靴音 ・新年の雰囲気:屠蘇(とそ)、雑煮、初晴(はつばれ)、松飾り