仙人杖竹

仙人杖竹

おいとまりだけ

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意味・由来

「仙人杖竹(おいとまりだけ)」は、初夏から夏にかけて若竹が勢いよく伸び、皮を脱ぎ捨てて凛とした青竹へと成長する姿や、仙人の杖のように趣のある節を持った竹を指す夏の季語です。「老い留まり竹」とも書き、その瑞々しく強い生命力に触れれば老いを留めて若返ることができる、という長寿の祈りや仙人の伝説が名前に込められています。夏の竹林に満ちる清冽な生命力をたたえた、風情ある雅名です。

この季語で詠むコツ

言葉自体に神秘的な物語性があるため、あまり主観的な説明を重ねず、夏の竹林の風景をしっかりと写生するのがコツです。天に向かって真っ直ぐに伸びる竹の青さや、さらさらと鳴る葉音、竹林を吹き抜ける涼風などを捉えると、季語の清々しさが引き立ちます。また、散策で杖をつく歩みや、年齢を重ねた穏やかな日常と取り合わせることで、健やかさや滋味あふれる句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・竹林、木漏れ日、木陰(涼やかさを感じさせる情景) ・青嵐、涼風(夏の風を表す言葉) ・山道、石段、歩み、庵(仙人の気配や散策を感じさせる言葉) ・青し、節高し(竹の若々しく力強い様子)

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