御影講

御影講

おえいこう

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意味・由来

「御影講(おえいこう)」は、日蓮宗の開祖である日蓮上人の命日(十月十三日)に修される法要を指す冬の季語です。一般的には「お会式(おえしき)」の名で広く親しまれており、寺院や信徒の家などで祖師像(御影)を掲げて法会を営みます。特に東京の大田区にある池上本門寺のお会式・御影講は有名で、日蓮が入滅した際に庭の桜が咲いたという言い伝えにちなみ、和紙で作られた白い造花の桜で飾られた「万灯(まんどう)」が街を練り歩きます。

この季語で詠むコツ

晩秋から初冬の張り詰めた寒気の中で行われるため、「夜の冷気」と「人々の熱気」の鮮やかな対比を描き出すのが効果的です。団扇太鼓を打ち鳴らす激しい音や、夜空に浮かび上がる万灯の明かりなど、視覚と聴覚の両面から捉えると臨場感が増します。また、賑やかな祭礼の情景だけでなく、静かに祖師を偲ぶ信仰心や、家々で行われるささやかな祈りの様子に焦点を当てるのも趣深い一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・団扇太鼓(うちわだいこ)、鉦(かね) ・万灯(まんどう)、桜花(和紙の造花) ・夜寒(よさむ)、息白し(いきしろし) ・門前町、読経、提灯の灯

「御影講」の俳句例 (3件)

菊雞頭きり盡しけり御影講
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
御影講おほけな事は身延山
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
御影講や油のやうな酒五升
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「御影講」の詠み

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