南京凧

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なんきんだこ

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意味・由来

「南京凧」とは、江戸時代に長崎の出島などを通じて中国から伝来した凧、あるいはその意匠を取り入れた凧のことです。当時、異国から伝わった珍しい文物には親しみを込めて「南京」の名が冠されました。長崎の伝統的な凧である「ハタ」のルーツともされ、日本の一般的な角凧や奴凧とは一線を画す、菱形や独特の形、鮮やかな赤や白、青などの極彩色や幾何学模様が特徴です。新年を寿ぐ青空に異国情緒を漂わせながら高く揚がる姿は、晴れやかで独特の風情があります。

この季語で詠むコツ

南京凧を詠む際は、その「異国情緒」と「鮮やかな色彩」を意識するのがコツです。単に空高く揚がっている様子だけでなく、長崎の坂道や港の海風、異人館といった風土と結びつけると、季語の持つ歴史的な背景や情緒が色濃く現れます。また、青空とのコントラストや、軽やかに空を切る動き、糸を強く引く手の感触などを具体的に描写することで、新年の生き生きとした活気を表現することができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・情景や場所:長崎、出島、港町、坂の町、異人館、唐寺 ・空や自然:初青空、海風、青天井、寒晴、雲間 ・色彩や動き:極彩色、朱、紺碧、ひるがえる、糸鳴り、舞う

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