松毟鳥

松毟鳥

まつむしり

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意味・由来

松毟鳥(まつむしり)とは、日本で最小の野鳥の一つである「キクイタダキ」の別名で、秋の季語です。頭頂部に菊の花を思わせる鮮やかな黄色の羽毛を持つ美しい鳥ですが、秋になると山から松林などに姿を現し、松の針葉のあいだを忙しく飛び回っては、葉をむしるような仕草で小虫を捕食することからこの名がつきました。愛らしい小ささと、目まぐるしく動く独特の姿が昔から人々に親しまれています。

この季語で詠むコツ

極小の鳥であるため、姿そのものを事細かに描写するよりも、鳥の動きによって生じる周囲の微細な変化に目を向けるのがコツです。例えば、松の葉先がかすかに揺れる様子や、葉擦れの微かな音、零れ落ちる松葉などに焦点を当てると、鳥の存在感が生き生きと伝わります。また、静まり返った秋の松林の静けさと、ちょこまかと動く鳥の動意との対比を意識すると、余韻のある奥深い句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・秋晴(あきばれ・秋の季語) ・松露(まつづゆ/松の露・秋の季語) ・梢(こずえ・季節を問わない言葉) ・松風(まつかぜ・季節を問わない言葉) ・木漏れ日(こもれび・季節を問わない言葉)

みんなの「松毟鳥」の詠み

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