鞍馬の火祭
autumn 行事

鞍馬の火祭

くらまのひまつり

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来\n「鞍馬の火祭」は、毎年10月22日の夜に京都市左京区鞍馬にある由岐神社で行われる例祭です。平安時代、天慶の変や大地震などの災厄が続いたため、朱雀天皇の勅命により京都御所に祀られていた由岐大明神を鞍馬の地に遷宮した際、街道に松明を焚いて神霊を迎えたという故事に由来します。夜になると大小さまざまな松明に火が灯され、「サイレイ、サイリョウ(祭礼、祭礼)」の勇ましい掛け声とともに鞍馬の街道を練り歩き、燃え盛る巨大な松明が神社の石段前に集結する光景は圧巻の迫力です。\n\n### この季語で詠むコツ\n秋の冷え込む夜気と、松明が放つ猛烈な「熱気・炎」との対比が最大のポイントです。視覚的な炎の明るさや立ち上る黒煙だけでなく、火の粉の爆ぜる音、担ぎ手たちの熱い掛け声、松脂の匂いなど、五感を総動員して現場の臨場感を切り取ると力強い句になります。また、火の狂乱とそれを取り囲む鞍馬山の深い杉木立の「闇と静けさ」の対比を描くのも効果的です。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n- 視覚・炎:松明(たいまつ)、火の粉、紅蓮、黒煙、火柱、燃えさかる\n- 聴覚・声:サイレイサイリョウ、喚声、掛け声、爆ぜる、太鼓\n- 情景・自然:鞍馬山、杉木立、夜気、秋冷、露、石段、闇

鞍馬の火祭」の俳句例 (3件)

火祭や鞍馬の杉の闇深し
長谷川零余子【現代語訳】勇壮な火祭が繰り広げられているが、その炎を包み込む鞍馬山の杉木立の闇はどこまでも深い。【鑑賞】赤々と燃え盛る松明の火と、周囲にそびえる杉木立の重厚な闇のコントラストを見事に捉えています。激しい祭りの熱気と、それを呑み込む古代からの山の深淵さが響き合い、鞍馬の神聖な雰囲気を際立たせています。
火祭の松明走る鞍馬道
詠み人知らず【現代語訳】鞍馬の火祭の夜、燃えさかる大松明を担いだ男たちが街道を勢いよく駆け抜けていく。【鑑賞】燃える松明の動きと掛け声の躍動感をストレートに詠み込んだ一句です。鞍馬の細い街道を炎が疾走していく迫力と、秋の夜の緊迫した熱気が鮮やかに目に浮かびます。
火祭の火の粉夜空に尽きにけり
桂信子【現代語訳】火祭で舞い上がった無数の火の粉が、冷え冷えとした秋の夜空の彼方へと消えていった。【鑑賞】熱狂的な祭りの最中、あるいは祭りが終わろうとする瞬間の静けさと美しさに焦点を当てています。激しく舞い上がった火の粉が暗闇の中に吸い込まれて消えていく余韻が、秋の寂寥感とともに美しく表現されています。

みんなの「鞍馬の火祭」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「鞍馬の火祭」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語