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金毘羅祭(こんぴらまつり)は、秋に行われる香川県琴平町の金刀比羅宮(ことひらぐう)の例大祭、および全国の金毘羅神社で行われる祭礼を指す秋の季語です。特に総本宮である金刀比羅宮の例大祭(10月9日〜11日)は名高く、神輿が長い石段を下りて御旅所へ向かう「お下がり」や、煌びやかな神賑行事で賑わいます。古くから海上交通の守護神・大物主神(金毘羅大権現)への信仰として船乗りをはじめ全国の庶民に深く親しまれてきました。
「海の守護神」という側面から、瀬戸内海の風景や船、港町の賑わいと結びつけて詠まれることが多い季語です。また、象頭山の中腹にある金刀比羅宮の石段の険しさや、秋晴れの澄んだ空気、参道の熱気と秋の深まりのコントラストを描き出すのも効果的です。祭りの華やかさだけでなく、祭りが終わったあとの静けさや山影の寂寥感に着目するのも趣があります。
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