寒雀

寒雀

かんすずめ

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意味・由来

「寒雀(かんすずめ)」とは、寒の入りから節分までの最も厳しい寒さの時期に見られる雀のことです。寒さから身を守るために羽毛の間に空気を含ませて、ふっくらと丸っこい姿になっていることが多く、その愛らしい姿は「ふくら雀」とも呼ばれます。冬の荒涼とした風景の中で、身を寄せ合って懸命に生きる健気な生命力を象徴する、冬の代表的な動物の季語です。

この季語で詠むコツ

寒雀を詠む際は、見た目の愛らしさだけでなく、冬の寒さや厳しさとの対比を意識すると奥行きが生まれます。羽を膨らませてじっとしている「静」の姿を描くのか、餌を求めて地面を忙しなく跳ね回る「動」の姿を描くのかを決めると情景が絞りやすくなります。また、わずかな冬の日差しや人の暮らしの気配をさりげなく添えることで、寒さの中にある温もりや寂寥感を効果的に表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・情景や場所を表す言葉:日向、軒下、枯野、石畳、土手の道 ・動作や様子を表す言葉:ふくらむ、跳ねる、啄む、群る、身を寄せ合う ・感覚を表す言葉:うす日、寒風、乾き、ひととき、小さき命

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