春の猫

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意味・由来

「春の猫」とは、春の暖かさに誘われて活動的になったり、心地よさそうに日向ぼっこをしたりする猫の姿を指す季語です。春は猫の繁殖期にあたるため、夜間に独特の鳴き声を上げながら異性を求めてさまよう「猫の恋」や「恋猫」とも深く関連しています。冬の寒さから解放されてどこか落ち着きを失っていたり、あるいは春の光を浴びてとろけるようにまどろんでいたりする、この季節ならではの猫の生態や愛らしい表情を捉えています。

この季語で詠むコツ

単に猫を描くだけでなく、春という季節の光や空気感と猫のしぐさを結びつけることが大切です。大きな欠伸をして体を思いきり伸ばす様子、屋根や塀の上を足音もなく歩き去る姿、あるいは遠くを見つめる瞳の輝きなど、具体的な動きに着目しましょう。「猫の恋」のような切なく激しい情熱を描くこともできれば、春のうららかな日常風景の中で気ままに過ごす姿を描くこともできる、表現の幅が広い季語です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・場所や物:陽だまり、縁側、土塀、石垣、窓辺 ・動作や様子:欠伸、伸び、まどろみ、足音、気まぐれ ・春の情景:うららか、春風、春光、朧、のどか

「春の猫」の俳句例 (2件)

尾は蛇の如く動きて春の猫
雲よりも真白き春の猫二匹

みんなの「春の猫」の詠み

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