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「羽音(うおん)」とは、鳥が羽ばたく際に生じる音のことですが、俳句において冬の季語として用いる場合、主に湖沼や水辺に飛来した鴨や白鳥などの冬鳥(渡り鳥)が一斉に飛び立つ際のごうごうとした羽の音、あるいは張り詰めた冷気の中で鮮烈に響く鳥の羽ばたきを指します。冬の静寂が深まるほど、空気を切り裂く羽の音が際立ち、厳しい寒さとそこに息づく命の力強さを強く印象づけます。
冬の「羽音」を効果的に詠むためには、聴覚的な迫力と周囲の情景の静けさを対比させることが重要です。ただ音がしたと述べるのではなく、凍てつく朝の光、夕暮れの水面の揺らぎ、あるいは群れとなって飛び去る鳥たちの気配などを描写することで、羽音そのものの重みや鮮やかさが引き立ちます。一瞬の動的な瞬間を切り取る意識を持つと、情景が生き生きと立ち上がります。
・水辺や寒冷の景「凍つ」「湖」「水尾(みお)」「水煙」「朝茜」 ・静寂や感覚を表す語「しじま」「一閃」「冷気」「払暁」 ・鳥に関する語「鴨」「白鳥」「群れ」「立ち昇る」
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?秋宵の
月にたなびく
白きすじ
達磨さん
転んで深き
秋の暮
影あわき
後の月見に
たたずめり
禅僧や
素足のままの
秋深し
秋深し
葉裏に白き
光閃く
秋深し
すする緑茶の
湯気白く