初春

初春

しょしゅん・はつはる

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意味・由来

「初春」は「しょしゅん」または「はつはる」と読みます。古くから使われてきた暦において、一年の始まりである正月は春の始まりでもありました。そのため、新年を迎えた喜びと、巡ってきた春の初々しさを同時に表す言葉として親しまれてきた季語です。寒さの残る空気の中に、ほのかな温もりや光の明るさを感じ取った先人たちの、季節への繊細な感性と新たな年への寿ぎの心が込められています。

この季語で詠むコツ

「初春」という言葉自体におめでたさや清新な響きが十分に備わっているため、「嬉しい」「清々しい」といった主観的な感情を直接述べるのではなく、目に見える具体的な光景に託して詠むのがコツです。例えば、部屋に差し込む朝の陽光、きれいに拭かれた机、ピンと張った空気など、日常のささやかな変化を丁寧に切り取ると、かえって新春の清らかな雰囲気が際立ちます。また、「しょしゅん」と読めば引き締まった格式ある印象に、「はつはる」と読めばやわらかく詩情あふれる調べになります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・自然・光:朝日子、青空、薄日、風、光、澄む ・暮らし・室内:障子、畳、水引、白木、茶碗、服 ・動作・様子:改まる、整ふ、兆す、洗ふ、静けし

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