鯉魚風

鯉魚風

りぎょふう

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意味・由来

「鯉魚風(りぎょふう)」とは、陰暦九月(晩秋)に吹く澄んだ秋風のことです。中国の言い伝えに由来する風雅な漢語の季語で、この時期に鯉が丸々と肥えて風に向かって跳ねる、あるいは風に乗って天に昇るという伝説から名付けられました。秋も深まり、水辺を吹き抜ける風がひんやりと肌に触れるころ、水面の波立ちや魚たちの命の躍動を連想させる、格調高く美しい響きを持った季語です。

この季語で詠むコツ

「鯉魚風」という言葉自体に少し硬質で優雅な漢詩の趣があるため、その格調の高さを活かした句作を心がけましょう。風そのものの冷たさや透明感を描くだけでなく、湖や川、水門などの水辺の情景と取り合わせると、季語の持つ背景が生き生きと立ち現れます。また、「鯉」という字が含まれていますが、必ずしも魚そのものを詠み込む必要はなく、秋の澄み渡る大気や波立ちを捉えるだけでも風情豊かな一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・水面(みなも) ・波頭(なみがしら) ・川瀬(かわせ) ・夕暮(ゆうぐれ) ・銀鱗(ぎんりん) ・秋の水(あきのみず)

みんなの「鯉魚風」の詠み

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