望年

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もちどし

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意味・由来

「望年(もちどし)」は、新年に用いられるおめでたい季語です。文字通り「希望に満ちた年」や「満月のように円満で豊かな一年」を意味し、新たな日々の幸福や実りを寿ぐ言葉です。年の瀬に過ぎ去る年を振り返る「忘年」という言葉に対し、これから始まる未来に明るい展望を抱く前向きな思いが込められています。また、満ち足りた状態を指す「望」の字の通り、健やかで欠けるところのない平穏な年になるようにとの祈りも表しています。

この季語で詠むコツ

新しい年を迎えた晴れ晴れとした心や、これからの日々に寄せる期待を表現するのに適しています。単に「望ましい年だ」と観念的に述べるのではなく、初日の光や新年の澄んだ大気、家族の笑顔など、具体的な新春の情景と組み合わせると効果的です。清々しい日常の一コマや、静かな決意を飾らない言葉で添えることで、季語の持つ明るい光がより一層際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光や空の描写:初日、青空、朝日子、東雲、白富士 ・新春の暮らし:屠蘇、祝膳、若水、福寿草、門松 ・動作や心情:仰ぐ、誓う、歩み出す、笑み、満ちる

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