木守柿

木守柿

きもりがき

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「木守柿(きもりがき)」とは、柿の実を収穫する際、すべてをもぎ取らずに梢の先にわざと一つ二つ残しておく柿のことです。単に「木守(きもり)」とも呼ばれます。これは、今年の実りへの感謝とともに、翌年の豊作を木に祈願するという農村の信仰から生まれた風習です。また、冬の厳しい寒さの中で餌が乏しくなる鳥たちへの思いやり・施しという意味合いも込められています。葉の落ち尽くした裸木に、ぽつんと一つだけ赤く残る姿には、冬独特の静けさと温かい民情が宿っています。

この季語で詠むコツ

木守柿の魅力は、冬の寒々とした風景の中に灯る「生命の温もり」にあります。葉の落ちた灰色の枝と、赤や橙色に熟れた実の色彩対比を意識すると、映像がくっきりと立ち上がります。単に「寂しそうだ」と詠むだけでなく、木に残した人の優しい心や、実をついばみに来る鳥の気配、あるいは見上げる人の祈りといった内面的な物語をそっと添えてみましょう。広々とした冬空の中に、ぽつんと一つ浮かぶ構図を意識するのがポイントです。

相性のいい言葉・取り合わせ

・空や光を描く言葉:寒晴(かんばれ)、冬茜(ふゆあかね)、夕日、青空、薄日 ・枝や木の様子:裸木(はだかぎ)、梢(こずえ)、高枝(たかえだ)、老木 ・生き物や風の動き:烏(からす)、鵯(ひよどり)、小鳥、寒風、夕風 ・人の気配や動作:見上ぐる、残せし、一つ、祈り、ふるさと

みんなの「木守柿」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

高瀬船

興りし川や

秋の雲

最終の

踏切鳴りて

秋深し

秋深し

琳派の図録

開きおり

秋深し

泪して聴く

プッチーニ

同僚へ

鳥の名を問ふ

律の風

木犀の

二番花匂え

秋の雲

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事