稼初

稼初

かせぎぞめ

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意味・由来

「稼初(かせぎぞめ)」とは、新年を迎えてその年最初に仕事を始めることを意味する新年の季語です。官公庁や大企業の「仕事始め」が格式ばった行事のニュアンスを持つのに対し、「稼初」は日々の糧を得るために汗を流す庶民や職人、農家などの実直な労働の始まりを指す温かみのある言葉です。正月三が日ののんびりとした祝祭気分から気持ちを切り替え、家族の暮らしを支えるために再び立ち上がる、健やかな勤労の気概が込められています。

この季語で詠むコツ

「今年も頑張ろう」という頭の中の決意や抽象的な気持ちだけを詠むのではなく、具体的な動作や現場の空気感を捉えることが大切です。例えば、冷え切った仕事道具を手にしたときの感触、朝一番の凛とした寒さ、仕事場に差し込む初日の光、吐く息の白さなど、五感で感じられる臨場感を切り取ると、生活者としての実感がこもった力強い句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・道具や手の描写(槌、鋏、包丁、鍬、軍手、手のひら、指先) ・五感に訴える言葉(霜、朝日、白息、油の匂い、研ぐ、響く) ・対比や状況を表す言葉(三日明く、朝まだき、道、門前)

みんなの「稼初」の詠み

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