季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「枯草(かれくさ)」は、冬の寒さや霜によって水分を失い、茶褐色や淡い金色に枯れ果てた草全般を指す冬の季語です。かつて青々と茂っていた野原や土手、道端の草が生命活動を休止し、静かに冬を耐え忍ぶ姿を表しています。単に命が尽きた哀れさだけでなく、乾燥した葉が冬の柔らかな日差しを浴びてほのかな温もりを宿す様子や、どこか懐かしく穏やかな冬の風情を感じさせる奥深い季語です。
身近に溢れている景色だからこそ、視覚だけでなく五感を使って切り取ることが大切です。例えば、踏みしめたときの乾いた音や靴底に伝わる感触、風が吹き抜けるときのかすかな擦れ音、あるいは日向の温かい匂いなどに着目してみましょう。「枯れて寂しい」という感情を直接言葉にせず、光や風、足音などの具体的な事象を取り合わせることで、冬の静けさや優しさが自然と立ち上がってきます。
枯草の持つ「乾き」「静けさ」「光」を引き立てる言葉と相性が抜群です。 ・光や風の描写:「日向」「冬日」「淡き光」「乾く風」 ・身近な生き物や動作:「野良猫」「雀」「踏み分ける」「座る」「歩む」 ・具体的な場所:「土手」「畦道」「線路脇」「空き地」
枯草の上に小さな温もりを見つけるような視点を持つと、味わい深い一句が生まれます。
この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。
あなたが最初の1句を詠んでみませんか?蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み
三拍子
ワルツ踊りて
夕とんぼ
石蕗咲きて
丸き無縁の
墓守る
音の無い
野に群れてとぶ
蜻蛉かな