春の簗

春の簗

はるのやな

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意味・由来

「春の簗(はるのやな)」とは、春の川に竹や木を組んで魚を捕らえる仕掛けのことです。「簗」といえば秋の落ち鮎を捕らえる風景が最も有名で、単に「簗」と詠めば秋の季語となりますが、春に遡上する魚や川魚を捕るために設置されるものを「春の簗」と呼びます。春先の清らかな川のせせらぎや、冬を越して活気づく自然の営み、水辺の明るい光景を想起させる春ならではの季語です。

この季語で詠むコツ

秋の簗が持つ寂しさや晩秋の風情とは異なり、「春の簗」では春の水がもたらす躍動感や明るさを表現するのがコツです。雪解けを含んだ豊かな水量、水面に反射する柔らかな日差し、川瀬の澄んだ水音などに着目すると春らしさが際立ちます。また、これから訪れる季節への期待感や、川辺で働く人々の活気を取り合わせるのも魅力的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・雪解水(ゆきげみず) ・川瀬、せせらぎ ・陽光、春光 ・竹組み、水しぶき ・山影、浅瀬

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