雪解靄

雪解靄

ゆきげもや

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意味・由来

「雪解靄(ゆきげもや)」とは、春の暖かな日差しによって積もった雪が解ける際、冷たい地面と温まった空気の温度差で生じる水蒸気が立ちこめ、あたり一面を白くかすませる現象を指します。雪解けの激しい早春の山里や北国でよく見られます。厳しい冬が終わり、大地が呼吸を始めたかのような湿り気と、生命の息吹を予感させる情緒豊かな春の季語です。

この季語で詠むコツ

雪が解けていく「冷たさ」と、太陽がもたらす「温もり」の同居を描くのがポイントです。遠くの山や木々が白くぼやけていく視覚的な変化だけでなく、解けた雪が地面に吸い込まれる音、濡れた土の匂い、湿った空気の肌ざわりなど、五感を総動員して捉えてみましょう。立ちこめる靄そのものに焦点を当ててもよいですし、靄の向こうに見え隠れする人々の営みや自然の姿を対比させることで、より立体感のある句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・山裾(やますそ)、杉木立(すぎこだち)、畦道(あぜみち) ・光、朝日子(あさひこ)、ぬかるみ、水音(みずおと) ・遠ざかる、包む、歩み、佇む

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