組重

組重

くみじゅう

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意味・由来

「組重(くみじゅう)」とは、お正月のおせち料理を詰めて幾段にも重ねた重箱のことを指します。「めでたいことが重なるように」という縁起を担ぎ、三段や五段に重ねられた重箱に色とりどりの祝い肴が美しく詰められます。漆塗りの艶やかな佇まいや、蓋を開ける瞬間の華やぎなど、晴れの日の豊かな気分を象徴する新年の季語です。

この季語で詠むコツ

重箱そのものの重厚感や美しさに着目するだけでなく、それを取り囲む人々の様子や正月の空気を詠み込むと生き生きとした句になります。一段ずつ紐を解き、蓋を開けていく動作の期待感や、家族が集う座敷の明るさ、あるいは静まり返った床の間に置かれた端正な姿など、静と動のどちらを切り取るかを意識してみましょう。

相性のいい言葉・取り合わせ

・朱塗り、金蒔絵、漆、段、蓋など(重箱の質感や細部を表す言葉) ・座敷、床の間、祝膳、屠蘇、家族など(新年の場や団らんを表す言葉) ・解く、ひらく、重ぬ、光るなど(視覚や動作を鮮やかにする言葉)

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