小春

小春

こはる

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「小春」は、陰暦十月(現在の十一月頃から十二月上旬)の、まるで春に戻ったかのように穏やかで暖かい晴天を指す冬の季語です。「小春日和」という言葉でも親しまれています。これから本格的な寒さを迎える初冬に、束の間訪れる柔らかい日差しに恵まれた日を、昔の人々は春の情景に重ね合わせ、親愛の情を込めてこう呼びました。春の季語と間違えられやすいですが、寒さの中に輝く日差しを愛でる冬ならではの大切な季語です。

この季語で詠むコツ

単に「暖かい」という事実を詠むのではなく、初冬特有の空気の冷たさと、そこに射す光の温もりとの「明暗の対比」を意識することが深みを生むコツです。また、この暖かさは長く続かないという儚さや、冬の厳しさを前にしたささやかな安らぎを背景に感じさせると、句に情緒が生まれます。縁側、猫の寝姿、庭木にとまる小鳥など、身近で静かな日常の情景を切り取るのがおすすめです。

相性のいい言葉・取り合わせ

日差し、影、縁側、畳、窓、障子、猫、昼下がり、軒先、庭石など、長閑な光を感じさせる具体的な事物と非常によく調和します。「日向」「微風」「うつらうつら」といった、温もりに包まれた心地よい感覚を表す言葉を取り合わせるのも効果的です。

「小春」の俳句例 (5件)

小烏の鳶なぶりゐる小春哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
月の鏡小春に見るや目正月
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
凩をぬけ出て山の小春かな
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
不二を背に筑波見下す小春哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
屋の棟に鳩のならびし小春哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「小春」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

秋鵜飼

落ち鮎咥え

鵜が競う

友の顔

汗と花火の

光る街

金魚つれ

母の袖引き

遠囃子

紅ひとつ

月下美人や

影深し

蟬の声

校舎の壁を

厚くする

天の川

窓を閉めても

遠き音

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事