品川寺鐘供養

品川寺鐘供養

ほんせんじかねくよう

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意味・由来

東京都品川区にある真言宗の寺院・品川寺(ほんせんじ)で春に行われる、名鐘の里帰りを記念した法要です。江戸時代に造られたこの梵鐘は、幕末から明治の混乱期に海外へと流出し、遠くスイスのジュネーブ市に渡っていました。昭和初期に所在が確認され、両国の厚意と尽力によって奇跡的に寺へと返還されました。数奇な運命を辿って海を越え戻ってきた鐘の歴史を偲び、平和と仏縁を感謝して営まれる春の特別な供養です。

この季語で詠むコツ

異国の地から長い年月を経て帰ってきた鐘の響きに思いを寄せ、歴史の重みと春の穏やかな空気を重ね合わせるのがポイントです。法要の厳かな佇まいを描くのも良いですし、今では日常の町に溶け込んで鳴り響く鐘の音の美しさや、海辺に近い品川の風情を五感で捉えて表現すると豊かな情景が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・春光(しゅんこう/春の光) ・遠音(とおね/遠くまで届く響き) ・潮風(しおかぜ) ・祈り(いのり) ・青空(あおぞら)

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