初雞

初雞

はつどり

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意味・由来

「初雞(はつどり)」とは、元日の朝に新年を告げるように初めて鳴く鶏、またはその神聖な声のことです。「初鶏」とも表記されます。古来、鶏は暗闇を払って太陽を呼び寄せる瑞鳥と尊ばれており、日本神話の天の岩戸開きでも活躍しました。まだ夜が明けきらない静まり返った元旦の早朝、最初に響き渡るその鬨の声には、邪気を祓い清らかな新しい年の幕開けをことほぐ、特別な生命力と厳粛な響きが込められています。

この季語で詠むコツ

元旦の明け方の「静けさ」や「張り詰めた寒気」と対比させて詠むのが効果的です。辺りがまだ薄暗く冷え切っている中、一筋の光のように響く声を捉えてみましょう。単に鳥の鳴き声を客観的に描写するだけでなく、布団の中でその声を聞いた瞬間の背筋が伸びるような感覚や、新年に寄せる抱負、厳かな心持ちなどを素直に取り合わせることで、句に深い奥行きと晴れやかさが生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・夜明けの光景(東雲、曙、薄明、暁、白み初む) ・張り詰めた空気感(冷気、寒気、凍つ、凛たり、静寂) ・人の気配や室内の様子(枕辺、覚む、灯、息吹、初夢)

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