春小袖

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はるこそで

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意味・由来

「春小袖(はるこそで)」とは、新春を迎えるにあたって新調したり、仕立て直したりして袖を通す小袖(晴れ着)のことです。旧暦の正月はまさに春の始まりであり、新たな年を迎えた喜びや清々しさを衣服に託して祝いました。おめでたい新春の季語として、古くから人々の華やかな新年の装いや、家族の健康と長寿を願う温かい思いとともに詠まれてきた伝統的な言葉です。

この季語で詠むコツ

新年の改まった空気と、晴れ着を身にまとった瞬間の心の高鳴りを描くのがポイントです。単に着物の柄や美しさを説明するだけでなく、絹擦れの音、糊のきいた襟の感触、袖を通したときの背筋が伸びるような所作など、五感や身体の動きに着目すると生き生きとした句になります。また、若者の初々しさや、家族で祝い合う団らんの情景を重ねるのも効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・色彩や質感を表す言葉:緋色、糊の香、絹擦れ、重ね、仕立て ・所作や動作を表す言葉:袖を通す、鏡に向かふ、纏ふ、結ぶ、立つ ・新春の情景を表す言葉:初鏡、初日、祝ひ膳、賀客、床の間

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