メディアTop
季語辞典
大石悦子
俳
? - ?
大石悦子
おおいしえつこ
作風・特徴
作風の解説はまだ登録されていません。
代表句 (4件)
金魚品評会白琺瑯の並びけり
季語: 金魚品評会 (autumn)
『【現代語訳】金魚品評会の会場に、真っ白な琺瑯(ほうろう)の器がずらりと並んでいることだ。 【鑑賞】品評会で伝統的に使われる「白琺瑯」の器に焦点を絞った句です。琺瑯ならではの滑らかな質感と光沢が、秋の日差しの中で凛とした美しさを放ち、これから始まる審査への緊張感と期待感を伝えています。』
酒顔雁嘴ぬくめゐる月夜かな
季語: 酒顔雁 (autumn)
『【現代語訳】冷え冷えとした月夜、酒顔雁が羽毛の中に嘴を差し入れて温めていることだ。【鑑賞】冷え込む秋の夜、大型の鳥である酒顔雁が身体を丸め、嘴を温めて寒さをしのぐ愛らしい生態を克明に捉えています。静まり返った月光と鳥の温もりの対比が印象的な句です。』
秋忘鉛筆削る音ばかり
季語: 秋忘 (autumn)
『【現代語訳】秋の物忘れがちな静けさのなか、ただ鉛筆を削るカリカリという音だけが部屋に響いている。 【鑑賞】作業の手を止めてぼんやりとしている時間の長さを、「鉛筆を削る音」という聴覚の描写だけで見事に表現しています。澄んだ秋の空気と孤独感が伝わります。』
万聖節白き扉の開かれたり
季語: 諸聖人の祝日 (autumn)
『【現代語訳】諸聖人の祝日の朝、教会の白い扉が静かに開かれた。 【鑑賞】「万聖節」の清らかで厳かな空気が、「白き扉」というシンプルな色彩と動作によって鮮やかに描かれています。天上の聖人たちを迎え入れ、祈りの場へと信徒を導くような、神聖で澄み切った光景が心に残ります。』
あなたも一句、詠んでみませんか
この俳人をシェアする
フィードバックはこちら