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季語辞典
能村登四殊
俳
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能村登四殊
のむらとしゅ
作風・特徴
作風の解説はまだ登録されていません。
代表句 (3件)
鶏栖子を拾へば軽き山の風
季語: 鶏栖子 (autumn)
『【現代語訳】落ちていた鶏栖子の実を手にとってみると、思いのほか軽く、山を吹き抜ける風もまた軽やかである。\n【鑑賞】実を拾い上げた手の感触(軽さ)と、肌をなでる爽やかな山の秋風を結びつけた繊細な鑑賞眼が光る一句です。』
姉羽鶴見て来し瞳澄ましをり
季語: 姉羽鶴 (autumn)
『【現代語訳】姉羽鶴を見てきたのであろうか、その瞳は秋の澄んだ空のように澄み切っている。 【鑑賞】姉羽鶴の優美な姿に出会った人物の様子(あるいは鳥自身の目)を捉え、その澄んだ美しい瞳に焦点を当てています。姉羽鶴の高貴な気品が、見る者の心まで洗練させていくような余韻のある句です。』
鳥居形の火のくづれゆく嵯峨野かな
季語: 鳥居形の火 (autumn)
『【現代語訳】赤々と燃えていた鳥居形の火が次第に崩れ、消えゆこうとしている。その光を見つめる嵯峨野の夜の深さよ。【鑑賞】鳥居形の火が燃え盛る頂点から、次第に燃え尽きて形を崩していく瞬間の寂寥感を捉えています。五山の送り火の最後を惜しむ心と、嵯峨野のしじまへ吸い込まれていくような秋の訪れが美しく響き合う名句です。』
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