残り福

残り福

のこりふく

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意味・由来

「残り福(のこりふく)」は、関西を中心に新春の風物詩として親しまれている「十日戎(とおかえびす)」の最終日である一月十一日、またはその日に授かる福徳を指す季語です。十日戎は九日の「宵戎」、十日の「本戎」、そして十一日の「残り福」という三日間にわたって行われます。「残り物には福がある」という言葉の通り、最後の最後に授かる福をいただこうと、多くの参詣者が神社へ足を運びます。

この季語で詠むコツ

本戎の最高潮の熱狂と混雑が少し落ち着き、祭りの名残惜しさと温かみが漂う境内の様子を捉えるのがポイントです。最終日ならではの、露店での威勢のいい掛け声や縁起物の値切り交渉、夕暮れ時の静けさなど、時間の移ろいや人情味あふれる光景を切り取ると実感がこもった一句になります。また、「福を余さずいただく」という庶民のしたたかさや、おだやかな満足感を表現するのにも適しています。

相性のいい言葉・取り合わせ

・福笹(ふくざさ)、吉兆(きっちょう)、熊手(くまで) ・値切る、掛け声、露店、店仕舞い ・夕暮れ、黄昏、人波、名残 ・笑顔、温もり、道すがら

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