小年越

小年越

こどしこし

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意味・由来

小年越(こどしこし)とは、一月十五日の「小正月」の前夜、すなわち一月十四日の夜を指す新年の季語です。大晦日を「大年越」と呼ぶのに対して名付けられました。「十四日年越」とも呼ばれます。古くから農山村を中心として、豊作を祈願する予祝の儀礼を行ったり、大正月を慌ただしく支えた女性たちをねぎらったりするために、再び年越しのように特別な祝膳を整えて囲む風習に由来しています。

この季語で詠むコツ

大晦日のような改まった緊張感や華やかさとは対照的に、正月気分が落ち着きを取り戻した頃の、素朴で親しみ深い風情を詠むのがコツです。民俗的な行事の準備や、家族だけでひっそりと囲む夕餉、深まる夜の静けさなどに目を向けると良いでしょう。どこか懐かしく温かな日常の延長にある情緒を丁寧にすくい取ることで、味わい深い一句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・暮らしや団らんの言葉:囲炉裏、灯火、夕餉、膳、夜鍋 ・行事や自然の言葉:繭玉、削り花、小豆、雪明かり、静寂

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