データベース検索

「夏河」 の検索結果: 計 2件

季語 (2)

夏河原

summer

なつがわら

意味・由来 「夏河原(なつがわら)」は、文字どおり夏の季節の河原を指す季語です。夏の強い日差しに照らされて白く乾き、素足では歩けないほど熱せられた小石や岩の連なりと、そのすぐそばを激しく冷ややかに流れる清流との鮮烈なコントラストが大きな特徴です。草が生い茂る中州や、水遊び・夕涼み・川釣りを楽しむ人々で賑わう光景など、開放感と力強い生命力に満ちた夏の風情を感じさせます。 この季語で詠むコツ 夏河原を生き生きと描くには、五感を働かせた対比を意識するのがコツです。「照りつける灼熱の石」と「冷たく澄んだ水飛沫」、「激しい瀬音」と「広がる静かな青空」など、熱気と涼感、あるいは乾きと潤いを組み合わせると、現場の臨場感が立ち上がります。また、日中の猛烈な暑さだけでなく、日が傾いて河原に涼風が渡り始める夕暮れどきの情景を描くのも詩情が生まれて効果的です。 相性のいい言葉・取り合わせ ・白石(しらいし)、熱石(あつし) ・瀬音(せおと)、水飛沫(みずしぶき) ・深き青、照り返し ・夕風、川風 ・足浸す、靴を脱ぐ

川鵜

summer

かわう

意味・由来 川鵜は、河川や湖沼などに生息するペリカン目ウ科の水鳥です。全身が黒く光沢があり、水中に勢いよく潜って鮎などの魚を巧みに捕らえることで知られています。鵜飼に用いられる海鵜よりも身近な内陸の水辺で見られ、繁殖期を迎えて活動がひときわ盛んになる初夏から盛夏にかけての姿が鮮烈であることから、夏の季語とされています。 この季語で詠むコツ 川鵜の魅力は、「動」と「静」の落差にあります。水中に鋭く潜って波紋を残す激しい動きや、水から上がった後に杭や岩の上で両翼を大きく広げ、羽を乾かす独特の仁王立ちのポーズなど、観察眼を活かした描写が効果的です。夏の強い日差しや眩しい川面の光、青葉の茂る岸辺といった豊かな背景と、川鵜の漆黒の姿を対比させることで、生き生きとした水辺の生命感を鮮やかに切り取ることができます。 相性のいい言葉・取り合わせ ・夏河(なつかわ・夏) ・青嵐(あおあらし・夏) ・炎天(えんてん・夏) ・瀬音(せおと・無季) ・水飛沫(みずしぶき・無季) ・杭(くい・無季)