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上田五千石

うえだごせんごく

作風・特徴

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代表句 (2件)

鰍突く火のうつくしき余白かな
季語: 鰍突く (autumn)
【現代語訳】夜の川で鰍を突くための松明の火。その火に照らされた明るい部分のまわりに広がる、暗闇の空間(余白)が実になんとも美しい。【鑑賞】照らされた主役(火や川面)ではなく、その周囲の無限の闇を「余白」と捉えた近代的な感覚が光る句です。闇の深さと静けさが、火の存在感をより一層引き立てています。
落雲雀どこまで落ちて風になる
季語: 落雲雀 (spring)
【現代語訳】急降下してくるあの雲雀は、一体どこまで落ちていったら、そのまま形を失って風と同化してしまうのだろうか。 【鑑賞】落雲雀の圧倒的なスピード感と、ある瞬間にふっと目から消えてしまう残像のような感覚を「風になる」と捉えた、非常に現代的で瑞々しい感性が光る名句です。