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大伴大江丸

おおとものおおえまる

作風・特徴

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代表句 (2件)

七墓や辻で草履のぬげやすき
季語: 七墓参 (autumn)
【現代語訳】七墓参りで暗い道を歩いていると、辻(交差点)にさしかかるたびに足元の草履が脱げそうになってしまうことだ。 【鑑賞】大坂の俳人である大江丸が、大坂名物の七墓参りを庶民の実感あふれる視線で捉えた一句です。暗闇の辻を提灯を提げて足早に巡る際、道の悪さや人の波に揉まれて草履が脱げそうになる様子がユーモラスかつ写実的に描かれており、当時の七墓参りの賑わいと生活感が生き生きと伝わってきます。
二季鳥や月待つ空の一わたり
季語: 二季鳥 (autumn)
【現代語訳】月の出を今か今かと待つ夕空を、二季鳥が一筋、鳴き渡っていった。 【鑑賞】秋の美しい月を待つ静かな宵の空に、二季鳥が鋭くも哀しい声を残して飛び去っていく一瞬を捉えています。広々とした空の余白と、鳥の一声が残した静寂の深さが際立つ爽快で風流な一句です。