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岡本眸

おかもとひとみ

作風・特徴

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代表句 (2件)

精霊祭水うつくしき信濃かな
季語: 精霊祭 (autumn)
【現代語訳】精霊祭を迎えているが、ここ信濃の地は水が実に清らかで美しいことよ。 【鑑賞】精霊をもてなす盆行事と、信濃の豊かな自然の象徴である清らかな水を取り合わせた一句。祖霊を迎える場としての清浄さと土地への愛着が、「水うつくしき」という簡潔で素直な措辞に美しく昇華されています。
葡萄膾母の針箱大きくて
季語: 葡萄膾 (autumn)
【現代語訳】葡萄膾をいただいていると、ふと母の大きな針箱が思い出されることだ。【鑑賞】葡萄膾という上品で繊細な小鉢の佇まいから、どっしりと懐かしい「母の針箱」の存在へと視線と記憶を飛ばした名句です。甘酸っぱい果肉の感触が、在りし日の母の温もりや手仕事の手触りを鮮やかに呼び覚まします。