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川崎展宏

かわさきのぶひろ

作風・特徴

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代表句 (2件)

初電話妻のなまりの戻りおり
季語: 初電話 (newyear)
【現代語訳】新年最初にかけた電話の向こうから、妻の話し言葉にわずかな郷里の訛りが戻っているのが聞こえることだ。【鑑賞】帰省先からの電話でしょうか。普段は標準語で話している妻が、新年の解放感や親しい人との会話によって、ふと懐かしい故郷の訛りを見せた瞬間を捉えています。声を通じて相手の素の表情や温もりが伝わってくる、微笑ましくも味わい深い名句です。
素十忌の蜘蛛の囲にあるひかりかな
季語: 素十忌 (autumn)
【現代語訳】素十忌の今日、庭の蜘蛛の巣に静かな秋の光が宿っていることよ。 【鑑賞】素十の代表句「方寸の八方にひびく蜘蛛の陣」などを想起させる「蜘蛛の囲」を取り合わせ、素十の純客観写生の境地と、彼が愛した静謐な自然を鮮やかに捉えて追慕した名句です。