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井上井月

いのうえせいげつ

作風・特徴

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代表句 (2件)

言水忌木枯を待つ日和かな
季語: 言水忌 (autumn)
【現代語訳】言水の忌日であるが、今日は穏やかに晴れており、言水ゆかりの木枯を心待ちにするような日和であることだ。 【鑑賞】「木枯の言水」と称された俳人の忌日に、あえて風の吹かない穏やかな秋晴れを対比させました。静かな青空を見上げながら、やがて吹きすさぶ木枯の季節へと想いを馳せる、井月らしい粋で敬意に満ちた追悼の一句です。
子の多き町をとほりぬ地蔵盆
季語: 地蔵盆 (autumn)
【現代語訳】子供たちが大勢集まっている町を通り抜けたことだ、今日は地蔵盆なのだなあ。 【鑑賞】放浪の俳人・井月が町を通りかかった際の一句。子供を守る地蔵菩薩の祭りにふさわしく、路地に溢れる子供たちの元気な姿と活気が素朴な言葉で鮮やかに捉えられています。