? - ?

池西言水

いけにしげんすい

作風・特徴

作風の解説はまだ登録されていません。

代表句 (2件)

月祭る膳にのせたる生魚かな
季語: 月祭る (autumn)
【現代語訳】月を祀る供物膳の上に、獲れたばかりの生の魚が供えられていることよ。 【鑑賞】団子や芋などの畑の収穫物だけでなく、海や川の幸である生魚が堂々と供えられている様子に、土地の風習と自然の恵みへの純朴な感謝が表れています。生魚の鱗に反射する月光を思わせる、素朴で力強い生活の一幕が切り取られています。
初潮や波立ち渡る伊勢の海
季語: 初潮 (autumn)
【現代語訳】秋の初潮が満ちてきて、広大な伊勢の海一面に勢いよく波が立ち渡っていることだ。【鑑賞】江戸前期の俳人・池西言水による、秋の大潮の壮大で清冽な海の景をとらえた名句です。「伊勢の海」という歌枕の持つ神聖さと広がりが、初潮の力強い満ち引きと共鳴し、秋の風が吹き渡る広大な海のダイナミズムを鮮やかに描き出しています。