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季語辞典
林翔
俳
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林翔
はやししょう
作風・特徴
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代表句 (4件)
栗きんとん包む手つきのやさしけれ
季語: 栗きんとん (autumn)
『【現代語訳】栗きんとんを茶巾で絞り包むその手つきが、なんとも優しく心温まるものであることよ。【鑑賞】栗きんとんを一つ一つ心を込めて茶巾絞りにする様子を優しく見つめています。作り手の愛情や丁寧な暮らしぶりが、お菓子の柔らかな質感とともに伝わってきます。』
聖十字架称賛の日の風澄めり
季語: 十字架の称讃の祝日 (autumn)
『【現代語訳】聖十字架を称賛するこの祝日、吹き抜ける秋の風はどこまでも清らかに澄んでいる。 【鑑賞】9月中旬の初秋の気配が「風澄めり」という表現に凝縮されています。十字架を讃える祈りの空間を通り抜ける涼風の感触が、祝日の清廉さと秋の訪れを鮮やかに伝えています。』
中秋節月餅甘き夜となれり
季語: 中秋節 (autumn)
『【現代語訳】中秋節の今宵、分け合って味わった月餅の甘さが口に広がり、満ち足りた夜が更けていく。\n【鑑賞】人々が集い、月餅を分け合って一家の円満を祝う中秋節のあたたかな情感を素直に詠み上げた句です。「甘き夜」という言葉には、月餅そのものの味覚だけでなく、団らんがもたらす幸福で満ち足りた空気感が凝縮されています。』
呑龍忌母子にまじる男親
季語: 吞龍忌 (autumn)
『【現代語訳】呑龍忌の参詣の列には、母親と赤ん坊に交じって、不器用そうに子を見守る父親の姿もあった。【鑑賞】子育て祈願の寺らしく母子で賑わう列の中に、少し照れくさそうに、あるいは誇らしげに加わる「男親」を見出した観察眼が光ります。親が子を想う普遍的な情愛を、日常のさりげない一コマからあたたかく描き出しています。』
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