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古舘曹人

ふるたちそうと

作風・特徴

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代表句 (2件)

秋思祭ひとつの椅子をめぐりては
季語: 秋思祭 (autumn)
【現代語訳】秋思祭の日に、置かれた一つの椅子の周りをめぐりながら、赤黄男の不在と思索に思いを巡らせている。 【鑑賞】ぽつんと残された「ひとつの椅子」が、亡き俳人・赤黄男の強烈な存在感と不在感を鮮やかに浮き彫りにしています。具象を描きながら前衛的な空気感を醸し出す、秋思祭にふさわしい静謐な追悼句です。
泣角力天へひらたき足裏かな
季語: 泣角力 (autumn)
【現代語訳】泣き相撲で力士に高々と抱き上げられた赤子の足の裏が、無心に天に向かってぱっと開いていることだ。【鑑賞】土俵の上で力士に抱かれた赤子が全力で泣いている一瞬、その開いた小さな足の裏に焦点を当てています。天に向かって開かれた柔らかな足裏に、赤子の逞しい生命力と神事の清々しさが鮮やかに描かれています。