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智月尼

ちげつに

作風・特徴

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代表句 (2件)

大日や嵯峨の奥なる法の声
季語: 大覚寺大日会 (autumn)
【現代語訳】大日会の日、嵯峨の奥深くから尊い読経の声が響いてくることだ。【鑑賞】大覚寺の大日会が営まれる嵯峨野の静寂と、そこに厳かに響き渡る読経の声を捉えた一句。晩秋の澄んだ空気に満ちる法会の尊さが簡潔に美しく詠まれています。
冬瓜の汁に秋待つ心哉
季語: 冬瓜汁 (autumn)
【現代語訳】冬瓜の汁を味わいながら、本格的な秋の訪れを静かに待ちわびる心持ちであることよ。【鑑賞】芭蕉門下の女性俳人・智月尼による句。夏の暑熱がまだ残る時期、透き通るような冬瓜の優しい涼味と温かさを通して、涼やかな秋がやってくるのを静かに心待ちにする、細やかで奥ゆかしい情感が詠み込まれています。