季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「寒灯(かんとう)」とは、冬の夜の厳しい寒気の中で灯るあかりのことです。単に室内を照らす電灯やランプだけでなく、雪の降る街角の街灯や、遠くの民家にぽつりと灯る明かりなども指します。凛とした冷たい空気の中では光が一層澄んで感じられ、その冷ややかさと同時に、人肌のような温もりや人恋しさを際立たせる、詩情豊かな冬の生活季語です。
寒灯を詠む際は、光そのものの描写にとどまらず、「光を取り囲む寒さと闇」を意識するのがコツです。明かりの届く小さな空間と、その外側に広がる底冷えする夜との対比を描くことで、情感が深まります。深夜の読書や針仕事といった静かな一人の時間、あるいは旅先で目にする遠い家々の明かりなど、寒さがあるからこそ感じられる「孤独」や「小さな温もり」を素直に切り取ってみましょう。
・書斎や生活の道具(机、本、辞書、眼鏡、針、湯呑み) ・静けさや影を表す言葉(ひとり、影、夜気、深し、更けゆく) ・外の気配を感じさせる言葉(窓、硝子、雪、凍つ、遠き家)