葡萄枯る

葡萄枯る

ぶどうかる

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意味・由来

「葡萄枯る(ぶどうかる)」は冬の季語です。秋にみずみずしく豊かな実を結び、人々を楽しませてくれた葡萄の木が、冬を迎えて葉をすっかり落とし、蔓(つる)が痩せて枯れ果てた姿を指します。かつての豊穣や収穫の賑わいが去り、寒風の中に残された棚と乾いた蔓の寂寥感、そして冬を耐え忍ぶ植物の静けさが漂う季語です。

この季語で詠むコツ

秋の華やかで甘い情景との「対比」を意識すると、冬の侘しさが際立ちます。また、棚に絡みつく複雑な蔓の曲線や、骨組みばかりが目立つ葡萄棚の幾何学的な造形に着目するのもおすすめです。遠くの山並みや冬の青空を背景に、乾いた質感や冷たい風の音を写し取ることで、初心者の方でも奥行きのある写生句が詠めます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・視覚的な言葉:針金、棚、骨、白日、冬茜(ふゆあかね)、寒空 ・質感や動作を表す言葉:乾く、絡む、揺るる ・場所や時間の言葉:甲斐路、山裾、暮色、廃園

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